パソコンは、パーツを組み立てて自分だけのオリジナルのものを作れる楽しみがあるのも魅力の1つです。複雑な機械の組み合わせなど一見すると高い技術や経験が必要に感じられる自作PCですが、正しい手順を踏めば初心者でも行えます。
ただし、組み立てにはいくつかの注意点があり、代表的な物として挙げられるのがCPU選びです。CPUとはパソコンを起動させる上で必要不可欠なパーツで、人間で言えば脳に近い役割を担っています。パソコンの知識のない初心者の中にはどれを使っても同じと誤った認識をしている人もいますが、使用するマザーボードに対応しているCPUしか設置することはできません。
もし、間違ったものを購入してしまうと、買い直しで余分な出費が出る羽目になるので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
また、組み立ての段階で気を付けなくてはいけないのがパーツの損傷です。精密機器そのものであるパソコンは、それぞれのパーツがとても繊細で、ほんの少しの破損でも正常に作動しなくなることがあります。パーツ同士の組み合わせがスムーズに行かない時に、力任せに行って損傷させてしまうのも初心者がやりがちなミスの1つです。
その場合は、一旦冷静になって原因を突き止めることが基本となります。
その他、意外と見落としがちになるのがファンの取り付けです。ファンは作動中に生じる熱を外に出すパーツで、逆向きに設置してしまうと熱を逃がすことができなくなります。そのため、方向を必ず確認してから設置しなくてはいけません。
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